当青年部では、9月13日(火)に丸亀労働基準監督署 監督・安衛課長 労働基準監督官 日比淳平氏を講師として招き、9月定例会として「雇用と企業を守るポイント」を開催しました。
企業がある程度の規模になると、従業員やアルバイトを雇用し、組織化していくことが必要不可欠となります。ただ、企業側にとって給料はコストであり、利益を確保するためにはできるだけ抑えたいという欲求があるのに対し、従業員側としては給料が収入であり、家族や生活のためには少しでも多くの収入が欲しい、同じ給料ならば少しでも良い条件や環境の仕事に就きたいという欲求があり、双方を合致させることに皆さん苦慮しておられるのではないでしょうか。
今回の講演では、採用、配置、異動、退職という雇用の一連の流れにおいて、良くあるトラブルの事例を解説いただくことで、会社と従業員が良好な関係を構築し、共に事業を推進していくポイントを学ぶことができました。
従業員やアルバイトの方々は、共通の理念に向かって互いに協力し合うパートナーであり重要な経営資源です。よって、経営者側と従業員の双方が納得し、共に目指す未来へと歩んでいける労働条件や環境の整備、評価制度や能力開発といった雇用管理に引き続き務めていきたいと思います。